ここ何年かで日本でもよく耳にするようになった「サプリメント」とは一体何なのでしょう??言葉を耳にするとなんだか体によさそうなものというイメージはありますが、どんな定義なものなのか分からない方も多いかもしれません。
サプリメントとは英語のsupplementのことです。食事を補う栄養補助食品の事をいいます。
米国では、1994年に成立したDSHEA法によって「ハーブ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養成分を1種類以上含む栄養補給のための製品」として明確に定義され、形状は錠剤(タブレット)やカプセル、パウダー状、ソフトカプセル、液状など、通常の食べ物の形以外のものです。
医薬品と食品の間に立つ別のものとして明確に定義がなされているのです。
毎日の食事から、1日に必要な栄養素がしっかり摂れていれば、本来サプリメントは必要ないものなのです。しかし、そのような食生活は、時代と共に難しくなってきているようです。
それは、同じ食材でも環境や土壌の変化により、昔より含まれている栄養分が少なくなっていることが一つあげられます。また、昭和50年代と比較すると、ビタミンB1やビタミンCの摂取量が特に減少しています。理由として挙げられることが、ビタミンB1を含む穀類や、ビタミンCが含まれる果物類をあまり食べなくなったことが理由として考えられています。
ビタミンやミネラルは炭水化物、脂質、たんぱく質の吸収に働きかけ、エネルギーや体を作る手助けとなるので、それが不足してしまうとこれらは体を作る材料になりません。量はわずかであっても、重要な栄養素が現代人には不足しているのです。そこで、本来摂るべき栄養素の不足を補うために「サプリメント」が必要とされ、役立てられているのです。 また場合によってはプロテインで必要なエネルギーを摂取しましょう。
Last update:2023/12/4